Jリーグで、飲む
先月2月23日に明治安田生命J1リーグが開幕した。
せっかくなので、どうでしょう、ことしJリーグデビューしてみませんか??
TVで楽しむのもよいです、NHKBSで毎週いずれかの試合を放送していますし、DAZN(ダゾーン)に加入すれば全試合見放題。
しかし強く推奨したいのは、スタジアム観戦です。
観戦、というか、
青空のもとで飲むビールがさいこうなのです。
いやもちろん試合も臨場感があってよいですが、サッカーは好みが分かれるかもしれないけど、青空とビールが嫌いな人はそうそういないでしょう。
スタジアムの開放感のもとビールを飲んでサッカーを観る、Jリーグ飲み、いわばジェリ飲み。楽しいので以下に紹介します。
1.スタジアムに行こう
まずはスタジアムにいきましょう。最寄のスタジアムならどこでもいいです。だいたいスタジアムはすべてさいこうなので。
今回はアクセスのよさで味の素スタジアムに行きました。ほかのスタジアムと比べて駅からの距離が短くわかりやすいという点がよいところ。
飛田給駅です。
スタジアムまではサポーターっぽいひとについていけばたどりつけます。
応援するチームのグッズを身につけているので一目瞭然。
徒歩おおよそ5分くらいで到着します。
ここで当日チケットを購入しましょう。
開幕戦や優勝が決まる試合など、よほど注目試合でなければほぼどのスタジアムでも当日チケットが買えます。もちろん入れない場合もスタジアムによってはあるので、前売りで買うと手堅いです。こちらです。
https://www.jleague-ticket.jp/
もしくはローソンのロッピーで前日までなら直で買えます。
味の素スタジアムの座席はこのようになってます。
おすすめはホームセンター自由席もしくはバック上層自由席です。安くて見やすい。
2.ビールを買おう
ビールはスタジアム内でも販売していますが、1杯目は事前に買っていきます。
1本だけ、です。
スタジアム内は缶・ビン類の持込が不可だからです。(スタジアムによってはペットボトルもふたをはずした状態でないと持ち込めないところもあります。)
ではこの缶ビール、どうするのかというと、移し替えます。
スタジアムの入り口や入場ゲートのそばにこういったポイントが点在しており、
こうで
こうして
こうです。合法。これでスタジアム内に持ち込めます。
スタジアム内で買うとこの価格なので、ちょっと節約できます。(どうせ2杯3杯飲むのでこの節約毎回あまり意味ない)
この移し替えしているのを見ていたほかのお客さんが「え、あんなのできるんだ・・・!」と驚嘆していたので紹介しました。
というか、この「ビール移し替えの術」がこの記事のハイライトです。あとは蛇足です。
3.スタグルを楽しもう
スタグルとは、スタジアムグルメの略で文字通りスタジアムで販売されている食べ物のことを指します。
このスタグル、スタジアムごとにさまざまな個性があって、これを楽しみに来られる方も多いとか。
フランクフルト・牛タン・モツ煮やラーメンと、一辺通りの屋台が揃ってます。
早い時間だと空いていますが時に大変混み合います。さくさく選びましょう。
つまみとビールが手に入ったら座席につきます。
快晴のピッチ!開放感は想像以上なはず。
そこに・・・
ビール!!!!
と
スタグル!!ケンタッキーフライドチキン!!
あおぞら・ビール・ケンタッキー。
うま~~~きもちいい~~~!!
さいこうのスリーカードで最高の週末ができました。(なおケンタッキーはチキンの油で手が汚れてスマホもカメラも触れなくなったのでサンド類を選んだほうがよいですオリジナルチキンは悪手でした)
4.飲食以外のお楽しみ
これで十分Jリーグ飲み、ジェリ飲みを楽しめます。
その他の楽しみとして、普段あまり見れない練習風景が見れたり(サッカーやっているひとは練習のやり方とても参考になります)、
サポーターのアツい応援を楽しめたり、
イケメン選手たちをめでたりできます。
(もちろん試合も楽しいです。楽しくない試合もときにあります。ときには。)
サッカーのルールとかなにもわからず観に来たら試合が劇的逆転でそこからサッカー好きになったというエピソードよく聞くので、ぜひ気軽にスタジアムに来てサッカーも楽しんでいただけたらと思います。
はじめはおいしいビールめあてでも、半年後には「ビルドアップが課題」「デュエルが改善されている」「マッシモ」など分かったようなことを口走ってしまうかもしれません。
よいジェリ飲みをお楽しみください!
香港のクラフトビール事情
香港では2014年からクラフトビールが製造されるようになり、今徐々に広がりつつあるらしい。
香港のクラフトビール、流行っているならぜひ知りたい。
クラフトビールというのは小規模なブルワリーで製造されたニッチなビールで、ブルワリーごとの個性が楽しめる。一つ一つ違う。みんな違って、みんないい。
■一軒目:近くのビアバー
目的のお店は決めていたが、まずは肩慣らしに泊まったホステルの隣にあるバーで飲む。
流行っているならここにもクラフトビールがあるのでは?と思い「香港のビールが飲みたいのですが・・・」と頼むと「香港のビールはこれ一種類!」とサンミゲルビールを指された。
たしかに香港!香港トラディショナルビールではあるけど、ちがうそうじゃない。日本でスーパードライが出てきたみたいなもんだ。
■二軒目:タップ・ジ・エール・プロジェクト
ほんとにクラフトビール、はやってんのかなと一抹の不安を覚えながらも今回のお目当てのお店に。
早速オーダー。一杯目。
フルーーーーティー!!!
今まで何かにフルーティって表現したものすべて取っ払える!もうフルーツ!域としてはフルーツ!
南国の香りを余すことなくただよわせている。ただよわせる、なんてもんではなく口に含んだ瞬間脳まで広がる香りの洪水。甘くやや酸味のある飲み口で苦味はほとんどない。パイナップルのようなマンゴーのようなさわやかな香りでこれはやはりフルーツなのでは…??という気がして飲み込むと遠くでたくわんに似た発酵香がして、ああお酒だったねきみは…と思い直す。
飲み口は軽いが決して薄さはない。ピルスナーなのにしっかりしている。
二杯目はぐっとベクトルを変えてスタウトに。
ちなみにIUの甘味指数についてはよくわからない。メニューに書いてあるままをメモってるだけだ。
あとで飲んだビールに書かれていたのだがチョコレートスタウトというものらしい。
こちらもまず香りがすごい!チョコレートの香り、荒々しいカカオの香り。味わいはギネスと比べると軽く苦味が少ない。スタウトにしては軽い。
きつくなってまいりました(メモの原文ママ)。
三杯目はアルコールが低いという理由でチョイス。日和った。
その名のとおりブルーベリーの風味。
これは日和りすぎた。甘くないファンタグレープといってしまってよい。完全に外れ。
ビールっぽさもほとんどない。苦手なひとでも飲めるパターンのやつだ。
■三件目:カオルーン・タップ・ルーム
酔い醒ましに地下鉄2駅分歩いて三軒目に。
一杯目はボトルで。
これもチョコレートスタウトなのだが、先ほどのと違ってボトルだからか苦味が利いている。コクがあってしっかり重い。すごく濃いコーヒーのよう。香りはそのぶんおだやか。
二杯目、これでうち止め
こちらはまたまたフルーティタイプ。さっきのフルーティをさらに越えてきた!
発酵香がなくひたすらさわやか、なのに重い。ずっしり重い。。。6杯目にしてこれはつらい、つらすぎてメモに「重いんだよおまもりさん…」とうしおととらにでてきたセリフを書き出していた。
これにて香港クラフトビール巡りは終了!個性が光ってみんな違ってみんないい!
■日本は?
色々飲んで、あれ、じゃあ日本のクラフトビールってどんなだっけ?と思って帰路で船橋にあるビアバーに立ち寄った。
ちがう、これははっきり違う!!
どちらも香りがおだやかで苦味がしっかり利いていて、軽い。個性もしっかりあるけど遠くにいつも飲んでるビールの味がする。甘味はほとんどない。
そういえば育ったとこの水の酒が一番合うってシャンクスが言ってた。どちらが旨いとかではなく、日本のほうが飲んでいて収まりかよい。
異国で飲むクラフトビールはしっかり異国情緒があったことがはっきりした。
またほかの国にいったらぜひクラフトビールを飲んでその国を味わうことにしよう。
香港旅行の色々
香港。
文字だけでも十分魅力的。
楽しかった香港一人旅の日記です。
(1HKD=14.4円)
■食べ物
麺類はどこでも大体同じメニュー。あっさりスープに肉や魚が乗ったもの。
麺の種類がおそらく選べる(広東語がまったく聞き取れないので同じ麺しかありつけなかった。
こういうさくっと食べられるお店には残念ながらビールが置いてない。というかおそらく観光客が行くようなちゃんとしたレストラン以外ほぼアルコールは置いていない。
しかし一人旅においてちゃんとしたレストランに入ることは大変ためらわれる。量が多いだろうこともあるし、そもそも一人で大きいテーブルを占領することが申し訳なかったりする。
しかしおいしいものを目の前に飲まないでおれるか!!ビール飲みながら食べたいんじゃ!!と強く思った結果、食べ物は食べ物・飲み物は飲み物で購入するという手段をひらめいた。
シュウマイは店頭販売している点心のお店で指差し購入。カールスバーグ(やたらこれだけ安い)はコンビニで。そこいらの公園に腰掛けていただく勝手にオープンエアスタイルだ。
真冬だが外気は夜でも15度前後。外飲みにちょうどいい。
地元の人たちもセブンイレブンでビールを買って外飲みを楽しんでいた。
さすがにコンビニのごはんはいまいちだったが、屋台も麺屋もわりと外れはなかった。ふだん使いのお店しか行ってないのでめちゃくちゃ旨い!って思うこともなかったけど近所に一軒ほしいおいしさばかりだった。
■市場
肉・野菜・魚などどれも新鮮なものがところ狭しと並んでいる。そしてそんなお店が軒をつらねた市場や商店街がどの町にも多数あった。
アジアあるあるのこまごました小物もあちこちで売っていた。
■宿
2泊で9,000円というホステルに滞在した。香港駅から3駅という立地のよさと価格の安さで即決。
わかりにくいがトイレシャワーが一体型になっている。シャワーを使用するときは便器にふたをし浴びる。やや困ったけど一人で行くならまあ、慣れれば問題ない範囲。
部屋のスペックはともかく、ホテルなどと違ってスタッフが日本語で対応してくれるようなことはない。カタコト英語(スタッフ)対カタコト英語(自分)なので理解がよくずれた。
理解のずれからチェックアウトの日フロントにスタッフが見当たらず、飛行機の時間が迫っているのにチェックアウトができなかった。これは帰れないか最悪キーを置いて去るしかないかーーー・・・?と焦っていたら運よくほかの宿泊客に出くわし「ここの部屋をノックすればスタッフがでてくるよ」と教えてもらって事なきを得た。たぶんチェックインの日にそのようなことを言われたようなきがしなくもなかったが、そんな高等な会話の理解はできなかったのだった。
■物価
日本と比較するとやや高い。庶民感覚の誤差の範囲。思ってるより100円高いな、というレベル。
■交通
とても便利で安い。地下鉄ほぼ一律5.5HKD。トラムという2階建て路上電車やフェリーなどもあって、いずれも安い。
■トイレ
公衆トイレにもトイレットペーパーがついていてわりと困らなかった。大きいショッピングモールのものも利用しやすくきれい。トイレがない国は本当につらいからありがたい。
全体的に不足はなかったし治安もよかった。また麺食べに行こう。
冷し麺CVS比較【冷しラーメン系】
冷し麺CVS比較【とろろ蕎麦】
台湾行ってきた
台湾に旅行してきた。台湾でも、台北ではなく台南に滞在。海外旅行経験はタイと韓国とイタリアを15年くらいでちょこちょこ行っただけの素人なりの台南情報を置いていく。
■車
8割日本車。
残りは中国と韓国製。
韓国に行ったとき(3年前)にほとんど日本車を見なくて残念な気持ちになったがほぼトヨタ、日産、時々三菱。
原付フィーバー。
レンタルも充実しており1日320円ほど。大学生や観光客が使うみたい。ただ原付は信号や標識は関係ないという暗黙のルールがあるようなので乗れない。こぇぇ。
■コンビニ
品揃えが豊富。ファミマとセブンばかり。
景気よさそう。おにぎりはふつうの三角のりまき。寿司もおいてる(寿司が人気のようで屋台でさえ寿司を出していた)。
おでんが人気。元々似たような煮込み料理があったみたいで、魚の練り物のおでんがどの店にもあり、また店内のイートインや店外の座るところ(ベンチ、植え込み、路上など)ではほとんどの人がおでんを食べていた。
■文化
日本の文化が当たり前のように横行していて時々「日本だっけ…?」と錯覚する。
街に流れる音楽はAKBっぽいやつ(はっきりわからないけど日本語のアイドルの歌)、ちゃんとしたデパートのエスカレーターの広告に堀北真希、ファミマのキャンペーンはONE PIECE(もちろん日本ファミマが仕掛けているんだろうけど)。
若干興醒め。
しかし(台北はしらんが)台南ではほぼ日本語は通じない。日本にあんなに英語のロゴや文化があるのに英語を話せない人が多いのと同じだと思う。
■テレビ
番組は韓国と同じような構成。バラエティはスタジオでわいわい、みたいな。
アイドルも韓国にいそうな複数でダンスをして唄う感じ。
CMが色々あった。日本みたいにあんなにはないが、一つのチャンネル数分でも10種類くらい見た。韓国だと5種類エンリピだった。景気よさそう。
■酒
飲めない。
とにかく酒を飲ませてくれない。
大きい駅には「安い酒を呑んで人生を壊すな」的な横断幕が張られていてドラッグ扱い。
夜市の屋台では実際にドラッグを売るところでビールが売られていた。
[夜市の様子]
…これを!!お茶で!!食えと言うんだ…!!台湾は…!!
夜市は若い人で賑わっていて、みんな若いのにコーラとか紅茶とかでこんなにウマいもんを食べていた。若いのに…若いのにコーラ…(未成年以上でもコーラ)
飲んべえなのでなによりつらかった。コンビニで白酒を買ってそれを頼りに飲み食いした。
屋台ではないお店に行けばビールはあるが…。
■夜の町
夜の町にも酒はない。
ちなみに屋台は夜市以外は昼で閉まる。
明るいところを探して歩くも飲み屋はない。お、あそこは賑やかだな、と近付くとだいたいカフェだ。
そう、若者は、お茶をしているのだ。
午後9時に、酒も飲まず、カフェで美味しくお茶を飲んで語らっているのだ…!!
原付フィーバーだから飲酒がしにくい環境なのかもしれないが…若いのに…夜なのに…町なのに…!!
なので治安がむちゃくちゃいい。
酔っぱらいなどいないし、喧嘩をしている人もいない。警察がそもそもいない。
新宿の昼間より治安がいい。
夜の町を探しまくりなんとか一軒のバーを見つけ入った(日本語通じない)。
バーの中だけはさすがに皆酒を呑んでいて、年齢層は20台後半から30台前半の男女のみ。たばこもOK。
いい雰囲気。酔ってうるさい客もいない、みんな柔らかい雰囲気で今日の出来事を友達と話していた。
■ごはん
こんなに短期滞在なのに同じ麺を2回食べてしまった。漢字の感じの違いがわからなかった。
この麺はふつうにうまい。
あとはベタに小籠包や、海よりの地域で魚料理をいただいたが外れはなかった。
もう本当にふつうに、うまい。
勝手なイメージで南国だから辛いもんがありそう、と思っていたが唐辛子はほぼゼロ。
あ、沖縄料理に近い。麺とか、肉(沖縄は豚だが台湾は牛)とか。
また野菜がうまい。これは韓国でもそうだったのだが、単純にゆでたり塩揉みしたようなシンプルな野菜がうまい、あまい、香りと歯ごたえがいい。野菜自体がうまいのかな?味付けがコツがあるのかな…?日本と比べて圧倒的に野菜料理がうまかった。
■服
かわいい。
韓国ともちょっと違って、キャラクターがちょこちょこ書かれていて、立体的な装飾があったりフォルムが独特。
アジア2国、どっちも服がかわいい…。
■本屋
漫画コーナーには日本の漫画がある、が、スペースは書店の30分の1あるかないか。漫画コーナー自体が狭い。
平積みされていた本に日本のマラソンを台湾の有名人(美女)が体験してきた写真エッセイがあった。親日国だな、とあらためて思った。
■美女
どの国にも美女はいるし、反対に不美人もいる。
韓国美人は、君が好きだ!!と言ったらだったらこの宝石取ってきて?と言って冷たい目で誘惑しそうな美人。
台湾美人は、君が好きだ!!の、きみ、くらいで魔術を使って水晶に閉じ込めて、「ふふっ」って無邪気に笑いそうな美人。
どちらも大変お好みです。
あとほとんどみんなすっぴん。いい。そして短パン。うん、いいぞ台湾。
台湾の若者たち
■パン
うまい。
ふわふわ系のおいしさ。そこらへんで個人で売ってる店のパンでも形がきれい。
昔オランダに統治されていたことが影響しているのだろうか。フランスパンのようながしっとしたパンよりは日本のよくあるふわふわもっちりしたパンが多くてどれもうまい。
ヤマザキパンリスペクトパンもある。
ランチパック!
■総括
台南は
・治安がいい・酒が飲めない・カフェやお茶を提供する店が豊富・パンがおいしい、スイーツが豊富・フルーツも豊富・親日すぎて時々興醒め・景気よさそう。
飲んべえな自分には胸をかきむしられる場面もあったが、人も優しくて、台湾の歴史もぼんやり知れて、オランダに統治されて、中国にもどったけどまた日本に植民地にされて戦争で勝ち取ってでも政党の云々でなんやかんやなってこないだの軍事パレードになったんだな…。と理解できて、楽しかった!!
楽しかった!!
台南謝謝!!再見!!